衣替えしない収納アイデア3選|手間を減らして衣類の管理を簡単にしよう

衣替えしない収納アイデア3選|手間を減らして衣類の管理を簡単にしよう

一年のうち2回は行う「衣替え」ですが、家族が多いと人数分の衣類があって、その数も膨大なので時間も労力もかかり大変な作業です。今回は「面倒な衣替えをしない収納」に注目して、手間を減らして衣類が簡単に管理できるシステム作りについて解説します。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・一ヶ所にすべての衣類を集めておくと衣替えの必要がない
・衣替えをしない収納の衣類の管理がしやすいなどメリットがある
・最も衣替えをしない収納として最適なのはウォークインクローゼット
・衣類はできるだけハンガー収納にするのがおすすめ
・ウォークインクローゼットの設置にかかる費用目安は約20万~

衣替えは面倒!

衣替えはちょうど6月や10月頃に行われるのが一般的ですが、梅雨や台風シーズンとも重なりスムーズにお洗濯ができなかったり、気温の変化が激しくて、衣替えをした衣類をまた引っ張り出して着ている、という方も多いのではありませんか?

近年の温暖化により暑さが長く続くようになってきたにもかかわらず、突然寒くなって長袖や羽織りものが必要になったり、今や6月10月の衣替えは現実的ではありません。

衣替えは、整理整頓と洗濯がセットになっており、さらには分類作業と限られた収納スぺースにしまっていくという作業が待っています。ただでさえ忙しい毎日に、こんなに時間と手間のかかる作業は減らしていきましょう!

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「衣替えをしない収納」とは?

「衣替えをしない収納」は、衣類を衣替えをする必要のない状態にしておくことを差します。一ヶ所にすべての衣類を集め、一目でどこに何があるかを把握できる状態にしておけば、衣替えの必要がありません。

一ヶ所といっても家族全員分を一つの収納スペースに集めるわけではなく、夫婦なら寝室のクローゼット、子供達は子供部屋の収納というように、それぞれの家族ごとに集めてもOKです。家族ごとに収納スペースを分けた場合でも、収納ルールは統一しておきましょう。

1. 衣替えをしない収納のメリット

衣替えをしない収納のメリット

衣替えをしない収納のメリットには上記の3つがあります。

1-1. 衣類の管理がしやすい

整理された衣類整理された衣類(※画像はイメージです)

衣替えをしない収納のメリットは、衣類の管理がしやすくなることです。夏物も冬物もすべて1ヶ所に集めて収納するため、持っている衣類が一目瞭然になります。衣類収納がバラバラだと、何年も着ずに記憶から抹消されている衣類が出てきませんか?

パッと見て分かるように収納することで、忘れ去られたかわいそうな衣類もちゃんと出番が回ってくるようになります。ずっと着ていない衣類は処分できるようにもなり、すっきり片付きます。

1-2. 片づける手間がかからない

持っている衣類を把握しているので、どの衣類を処分しようかと悩みながら片づける手間がかからなくなります。また、衣類を買い足す時にも持っているものがわかっているので、似たような色やデザインのものを買わずに済みます。

1-3. 衣類が長持ちする

衣替えが必要な収納方式だと、衣類の管理が行き届かず着ないまま何年もタンスの奥に眠っているものが出てきます。衣類は適度に空気に触れさせて湿気を逃がしてあげることで、カビや虫から守ることができます。詰め込まれ押し込まれているような収納方法では、せっかく買った衣類が台無しですよ!

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2. 衣替えをしない収納のデメリット

衣替えをしない収納のデメリットは、多くはありません。最初に衣類をすべて出して、要るものと処分する物に分類していく作業があることぐらいです。この最初の分類をしないと、いつまで経っても毎年2回もの大変な衣替えを行わなければならず毎年憂鬱になります。

最初だけ気合いを入れて分類し、すっきりした収納を目指しましょう!あとがとっても楽になりますよ!

衣替えをしないための3つの収納方法

衣替えをしないための3つの収納方法

衣替えをしないための具体的な方法は下記の3つです。

・衣類はできるだけハンガー収納にする
・既存のクローゼットにすべての衣類を収納する
・ウォークインクローゼットにすべて収納する

では詳しく見ていきましょう。

1. 衣類はできるだけハンガー収納にする

ハンガー収納ハンガー収納(※画像はイメージです)

衣替えをしない収納にするためには、衣類はできるだけハンガー収納にされることをおすすめします。ハンガー収納のメリットは下記です。

・洗濯後畳まなくて良い
・パット見てどの衣類がどこにあるかが分かる
・着ない服が減る
・ハンガーで干して取り入れたらそのままクローゼットへ収納できる

ハンガーパイプはかけられる量が決まっているので、衣類が増えない(増やさない)システムに切り替えられます。ハンガー収納できない靴下や下着類だけ引き出し収納にしておきましょう。

引き出し収納は高さも奥行きも浅いタイプのものを利用すると、中で衣類が迷子にならずに済みます。詰め込み防止にもなりますので、浅いタイプを衣類の種類ごとに複数揃えて、そのスペース以上衣類が増えないように管理していきましょう。ハンガー収納のポイントは下記の2つです。

衣類に合わせたハンガー選び
ハンガーパイプを設置

1-1. 衣類に合わせたハンガー選び

Tシャツやブラウス・ワイシャツなどであればハンガーにかけても型崩れしませんが、カットソーやニット類は型崩れしてしまいます。最近では衣類に合わせた様々な形のハンガーが販売されていますので、積極的に取り入れてみましょう。

ニットなども型崩れしないので、たたむ手間が省けて風通しも良くなり虫食い予防にもなります。ハンガーはできるだけスリムなタイプを選ぶと、省スペースになります。クローゼット内の位置は下記のように並べます。

夏物と冬物は左右に分ける
中央には春秋のものをかける

あとは種類や色別にわけることで、さらに衣類が見やすく分かりやすくなります。

1-2. ハンガーパイプを設置

クローゼットクローゼット(※画像はイメージです)

ハンガー収納にするためには、ハンガーパイプが必要です。突っ張り棒で対応している方もいらっしゃいますが、衣類は意外と重量があるため高確率で落下します。できるだけハンガーパイプを設置しておくほうが安全です。ハンガーパイプの取り付けには下記の2つの方法があります。

壁から壁にハンガーパイプを渡して取り付ける
棚板を設置してハンガーパイプを吊り下げる

棚板は天井よりも低い手が届く位置に設置されており、クローゼットの中に取り付けられていることが多いです。見せる収納になりますが、クローゼットがなくても壁面に取り付けることも可能です。壁面の下地補強が必要になり、DIYでは失敗することが多いので業者さんに依頼したほうが安心です。

・ハンガーパイプ取り付けにかかる費用目安:約2.8万円~

関連記事:ハンガーパイプ取り付け・設置の価格相場

2. 既存のクローゼットにすべての衣類を収納する

クローゼットクローゼット(※画像はイメージです)

現在のお家のクローゼットは、ご家族分の衣類が収納できる十分なスペースがありますか?

2-1. 既存クローゼットスペースが十分ある場合

「ある」という方は、既存クローゼットの中に衣類がすべて入るよう衣類を減らす必要があります。十分な収納スペースがあるにもかかわらず、衣替えが必要なほどの衣類があるのは明らかに所持数が多いです。一度すべての衣類を出して、クローゼットの中を何もない状態にしてみてください。

そのあと、いるものと要らない物に分ける分類作業をして、クローゼットに収まるまで繰り返します。

2-2. 既存クローゼットスペースが足りない場合

既存クローゼットスペースの容量が足りない、収納スペースがない!というご家庭もあります。その場合は、新設するか壁面を利用して棚板とハンガーパイプを設置しましょう。押入れをクローゼットにリフォームすることも可能です。

・クローゼットの新設にかかる費用目安:約15万円~

関連記事:クローゼットリフォームの費用はいくら?

3. ウォークインクローゼットにすべて収納する

ウォークインクローゼットウォークインクローゼット(※画像はイメージです)

最も衣替えをしない収納として最適なのは、ウォークインクローゼットです。ウォークインクローゼットは衣類収納のための小部屋なので、一ヶ所で一元管理ができる点が魅力です。

・ウォークインクローゼットの設置にかかる費用目安:約20万~

ウォークスルークローゼットウォークスルークローゼット(※画像はイメージです)

ウォークインクローゼットはどちらかと言えば閉鎖的な空間ですが、よく似た収納部屋に「ウォークスルークローゼット」というものもあります。こちらは通り抜けられるようになっているので動線が良くなります。

・ウォークスルークローゼットの設置にかかる費用目安:約20万~

関連記事:
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衣替えしない収納まとめ

衣替えをしない収納にすると、衣替えの時期が本当に楽になります。筆者宅もすべてハンガー収納で衣類は1ヶ所にまとめていますが、限られたスペースに収まる量しか持たないようになったため着ない服もなく、すべての衣類が有効活用されて無駄なショッピングがなくなりました。衣替えをしない収納、おすすめです!

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衣替えをしない収納にするためには、ハンガーパイプが必要です。取り付け場所には下地の強度確認や補強が必要になりますので、専門業者に依頼をして安全に取り付けましょう。家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいていろんな依頼に対応できます。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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