床リフォームに最適な床材は|足に負担をかけないフローリング材の選び方を紹介

サムネイル「床リフォームに最適な床材は|足に負担をかけないフローリング材の選び方を紹介」

足が段々と弱くなってきた、膝関節に痛みを抱えている、そんな悩みを解決するために床リフォームで床材(フローリング材)を見直してみませんか。実は床の種類によって足に負担がかかる床とあまり負担のかからない床があります。今回は膝にやさしい床についてお伝えしたいと思います。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・床リフォームは足が弱っている人や室内で運動する人におすすめ
・床材によって反発係数が異なり、値が小さい程膝にかかる負担が小さくなる
・床材はクッション性があり表面は堅いのが理想
・床材の種類はパイン材や檜材、杉材などがある

どのような人にお勧めの床リフォームか

膝にやさしい床材(フローリング材)はどのような人に向いているのでしょうか。まず挙げられるのが足が弱っている等、足に不安を抱える人たちです。床を見直すことで日常生活の中の足への負担を軽減することができます。

次に挙げられるのが、室内でダンスなど激しく体を動かす運動をする人たちです。床の上で長時間激しい運動をしていると、膝への負担も強く、若い人でも膝を痛めてしまう場合があります。これらの二点どちらかに当てはまる場合は床について考えてみるのもいいでしょう。

床から膝にかかる力とは……反発係数(はねかえり係数)との関係

反発係数の式反発係数の式

床からかかる力は床の反発係数によって決まります。物理の時間に見たことがあるかも知れませんが、反発係数は上記の式で求めることができます。反発係数は床の種類ごとに異なり、この反発係数の値が小さい程膝にかかる負担が小さくなります。

ゴムボールをイメージしてみると分かりやすいかと思います。ゴムボールを落として大きく跳ね返る床は反発係数の大きい床、あまり跳ね返らない床は反発係数の小さな床になります。反発係数の小さな床は、ものがぶつかったときの衝撃を吸収してくれるので、歩く際も膝にかかる力を軽減してくれます。

反発係数を下げることが膝への負担を減らすことにつながります。

おすすめの床リフォームは

膝への負担を軽減するためにはどんな床材を選んだら良いのでしょうか。某リフォーム番組で膝に優しい床が説明されていたのでご紹介したいと思います。

結論から言うと、「クッション性があり、表面は堅いのが理想」ということで、アクリルゴムの上にパイン材を張っていました。ゴムによるクッション性があるが、表面は堅いので歩きやすいのだそうです。

事前にどの材料が合うか歩いて試してみましょう

床を決める時にぜひ試してほしいことが実際に歩いてみることです。アクリルゴムの上に板を張るにしても、パイン材が歩きやすい人もいるし、桧や杉が合う人もいます。どれが自分の足に合うのか歩いて試してみることをお勧めします。

1. パイン材

image節ありのパイン材を使ったフローリングのお部屋

出典:無垢フローリングってどうなの?人気のパイン材の特徴とお手入れ方法|AiHOME

日本語でいえば松です。木目や節等の素朴な模様から安心を感じることができます。比較的やわらかい木材で、比重が重く強度に優れているのが特徴です。

2. 桧材

image桧材を使ったフローリングのお部屋

出典:ヒノキ無垢フローリングが喜ばれる4つの理由|大久保工務店 株式会社

神社などでよく使われているのを見かけます。耐久性、保存性に優れています。防腐・抗菌効果が高く、香りが強いという特徴があります。

3. 杉材

image杉材を使ったフローリングのお部屋

出典:私たちが杉フローリングしか使わない理由|マスタープラン/小谷和也設計室

日本で最も多く植林されている木です。柔らかく、断熱性・吸放湿性に富んでいます。また空気の浄化作用もあります。
 

「家仲間コム」での施工事例

 弊社「家仲間コム」での施工事例をご紹介します。参考にされてください。

1. 床工事で温かみ溢れる空間に

image「廊下の床を綺麗にしたい。ついでに玄関も」とのご要望でした。既存のフロアの上から重ね張りをさせていただきました。お客様には「グッと雰囲気が明るくなった」と喜んでいただけました。

施工業者:総合リフォーム
     ハウスソリューションパートナー
施工場所:愛知県名古屋市
建物のタイプ:戸建て二階
築年数:30年以上
施工箇所:玄関・廊下
施工期間:2日

業者さんの投稿記事はこちら

2. カーペットから明るくスッキリ

image「リビングと廊下がカーペット敷きなので、フローリングに変えたい」とのご要望でした。遮音等級L40指定のマンション(施工面積30平方メートル)だったため、材料代が高くなりましたが、EIDAI製を提案。お客様には「リビングが広くなった感じがする。お掃除もらくになりそう」と」大変喜んでいただけました。

施工業者:リフォーム工房よしだ
施工場所:兵庫県神戸市東灘区
建物のタイプ:マンション
築年数:約30年
施工箇所:リビング・廊下
施工価格:60万円
施工期間:2日

業者さんの投稿記事はこちら

最後に

日常生活の中で慣れてしまっているので、普段はあまり気にしないかもしれませんが、床からの跳ね返りの力は知らずに足に負担をかけてしまっているかもしれません。この機会に足に負担の少ない床を考えてみてはいかがでしょうか。

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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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