カーテンレールの理想的な選び方|取り付け時の注意点と種類を徹底解説

カーテンレールの理想的な選び方|取り付け時の注意点と種類を徹底解説

「取り付けるだけなら」と、簡単そうに見えるカーテンレールですが、実は設置場所など、きちんと考えて設置しなければ、長持ちせずに取れてしまい、思わぬ事故の原因となる場合もあります。そこで、今回はカーテンレールの理想的な選び方や取り付け時の注意点、種類について解説します。まずはこの記事のポイントを以下にまとめました。

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POINT この記事のポイント

・カーテンレールには「機能」「装飾」「曲げ加工」などの種類がある
・カーテンレール取り付け時にはエアコン設置場所とかぶらないようにする
・下地がある場所にカーテンレールを設置する必要がある

1. 機能カーテンレール

まずは、装飾などの要素を持っていない、一般的なカーテンレールでもある「機能カーテンレール」からご紹介していきます。

レールの中に、「ランナー」と呼ばれるコマを挿入し、そこにカーテンを取り付けるタイプのもののことを言います。一般的に用いられているのは、こちらのカーテンレールである場合が多いです。

こちらの場合、窓木枠に直接貼り付けることができます。また、カーテンボックスなどでレールが隠れてしまう場合など、デザイン性が関係ない場合重宝されることが多いです。

装飾部分を持っていないおかげで、機能カーテンレールを取り付ける場合は、余分な幅を想定せずにそのままの窓枠の尺で取り付けることができます。また、伸縮性の高いものもあるので、大体のサイズ設定でカーテンレールが取り付けることができます。

何よりこちらのレールは、機能性も高い上値段も他のものと比べると控えめなので、コストパフォーマンスに優れていると言えます。あまり使わない部屋などだったら、あまり気にすることなくこちらの機能性カーテンレールを使用することをおすすめします。
 

2. 装飾カーテンレール

装飾カーテンレール装飾カーテンレール(※画像はイメージです)

機能性に優れているものとは違い、装飾性に優れているカーテンレールのことを言います。装飾性のものは、カーテンをかけてもレールがみえるようになっている場合が多く、「カーテンもレールもデザインにこだわりたい!」という方におすすめです。

また、装飾性に優れているからといって、機能性では劣っているといったことはありません。最近は、その両方を兼ね揃えているものも増えてきているので、専門家の方に話を聞いて、お気に入りのカーテンに合うもので機能性が高いものを選んでみてもいいかと思います。

多いのは、木製のものであったり、メタリックのもので、装飾が施されているものですが、中には機能性のレールのようにランナーがあらかじめついていて、楽にカーテンを取り付けられるものもあります。

3. 曲げ加工レール

出窓や曲面にまがった窓などに対応している、手や工具によって簡単に曲げることができるカーテンレールのことを言います。自分でも簡単に窓に合わせて曲げ具合を調整することができるので、お手軽なものになっています。カーブレールとも呼ばれていて、使い勝手がよく、好みに合わせてコーディネートも可能です。

カーテンレール取り付けに際する注意点!

カーテンレール取り付けの注意点

次に、カーテンレールを取り付ける際に気を付けるべきことをご紹介していきます。

1. カーテンレールがエアコンなどと触れ合わないようにしよう!

まずは、レールの設置場所です。住宅では、窓がある場所に取り付けたいという方が多いと思いますが、そこで気になるのがその窓の周辺です。

よくあるのが窓のそばにエアコンが設置してある場合です。エアコンとカーテンレール設置予定場所があまりに近いと、最悪カーテンレールを変える、もしくは他の対処策を考える場合がありますので、厳重に注意が必要です。

カーテンレールの取り付ける予定の場所が、エアコンと干渉してしまうことでレールの位置を変えたり、カーテンの丈を変えなければいけない場合もあります。カーテンレールを新規に取り付けたい場合は、きちんと業者や専門家に来て見てもらう、もしくは幅を測って調べてもらい、トラブルが無いように気をつけましょう。

2. カーテンレールの長さに気をつけよう!

また、カーテンレールを決める際、気を付けるべきこととして、レールの長さがあります。実際にカーテンを取り付けると分かるのですが、カーテンを開けて左右にまとめる際、どうしても窓にかからないように左右に寄せますよね。

その時、まとめる道具などもありますが、どうしてもカーテンレールと窓の長さを同じ大きさにしてしまうと、カーテンがまとまららずきれいに寄せることができません。

そこで、カーテンレールを取り付ける際は、窓枠よりも片側10~20cm長くとることで、トラブルを防ぎましょう。この幅の差は、薄手のカーテンであれば短くてもよくなりますし、反対に厚手のカーテンであれば、長さが必要になります。シーン別で使い分けることが大事になってくるのです。

3. 下地があるかどうかが大事!

次に、カーテンレールの取り付けの場合に大事になる「下地」と呼ばれる部分についてご紹介していきます。家屋の場合、カーテンレールが設置できるようにあらかじめ下地部分が組み込まれている場合がほとんどです。在来工法でつくられた家屋などは、サッシ上部に必ず下地部分が設けられています。

今は天井や壁などに、下地部分を補強してレールを設置する方法もありますが、基本的には下地がある場所にカーテンレールを設置する必要があります。今はホームセンターなどで自分でもできる下地調べの道具なども売っていますが、わからない方は、業者などに聞いてみることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?カーテンレールの取り付けは、今はホームセンターなどで売っている道具でも、きちんと揃えてしっかりやればできるようになってきました。しかし、やはり事後のトラブルを防ぎたかったり、保証がほしいという方は、業者や専門家に見てもらって、施工してもらうほうがいいと思います。

せっかくのお気に入りのカーテンをきれいになびかせるためにも、ぜひカーテンレールの取り付けについて、参考にしてみてください。

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執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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