クローゼットのカビ対策のおすすめは|ウォークスルータイプもおすすめ

クローゼットのカビ対策のおすすめは|ウォークスルータイプもおすすめ

クローゼットのように締め切った空間はカビが発生しやすので、大切な衣類を守るためにもカビ対策は重要です。特に、冬は暖房で暖められた部屋の室温とクローゼット内の温度差で湿気もたまりやすくなるので、春になってクローゼットを見るとカビがびっしり!ということも少なくないのです。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

匿名・無料の一括見積もり

POINT この記事のポイント

・クローゼット内のカビ対策には、「一日に一度は扉を開けて換気をする」「除湿剤を置く」「衣類を詰め込みすぎない」「通気性の良い扉に変える」の4つが重要
カビ対策をしたい場合には、ウォークインクローゼットより、ウォークスルークローゼットのほうが効果的
ウォークスルークローゼットを新設するためにかかる費用目安は約20万円~ほど

クローゼットはカビが生えやすい

クローゼットは扉で締め切るので湿気がこもりやすい空間になります。また、一日着ていた服をすぐにクローゼットにしまう方は要注意です。人が着た衣類は汗を含んで湿気を帯びた状態になりますので、そのままクローゼットにしまってしまうと湿気がクローゼット内に溜まり、さらに湿度の高い状態を作り出してしまいます。

関連記事:
押入れのカビ対策は「換気」「除湿」「掃除」の3つ|有効な予防策を紹介
24時間換気の必要性と電気代は?シックハウス症候群とカビの抑制に効果的

クローゼット内のカビ対策

クローゼット内のカビ対策

クローゼット内にカビを生やさないようにするためには、なにより通気性を良くしておくことが大切です。クローゼット内にカビが発生した場合には消毒用エタノールなどを使ってカビを除去する方法がありますが、カビが生えやすい環境を根本的に変えるほうがカビ対策としてより効果的です。

1. 扉を開けて換気をする

最も手軽で効果の高いカビ対策は、一日に一度は扉を開けてクローゼット内の換気をすることです。空気の入れ替えができるので通気性が良くなり、クローゼット内にこもりやすい嫌な匂いにも効果的です。ほこりがあるとそこからカビが生えてくることがあるので、ほこりを溜めないよう掃除機などで掃除をしておくことも大切です。

2. 除湿剤を置く

クローゼット内に市販の除湿剤を置くのも簡単にできるカビ対策です。湿気は下の方にたまるので、クローゼット奥の四隅に置くと良いでしょう。除湿剤のパッケージに、広さと個数の目安が書かれていますので目安にしてみてください。

除湿剤は交換するのを忘れやすいので、交換時期を書いておくなど忘れないようにして期限がきたら適切に交換しましょう。

3. 衣類を詰め込みすぎない

衣類を詰め込みすぎると、服と服の間に空気が通りにくくなり通気性が悪くなります。ハンガーにかけた衣類がすっと取り出せるぐらい余裕を持たせて収納することもカビ対策になります。通気性を良くしておくことで、衣類につく虫の発生も抑えることができます。

4. 通気性の良いクローゼット扉に変える

image画像提供:クローク収納 折戸ユニット 通気タイプ 〈ミルベージュ〉|DAIKEN


出典:クローク収納 折戸ユニット 通気タイプ 〈ミルベージュ〉|DAIKEN

クローゼットの扉には、通気性が良くなるように扉に隙間を開けたタイプがあります。閉めていても風が抜けるので湿気がたまりにくくカビ対策として有効です。クローゼットの扉を交換する費用目安は約4万円~(扉本体費用別途)です。

クローゼットのサイズが合わない場合はクローゼット枠ごと交換することもあり、その場合は内装リフォーム費用などが追加になる場合があります。オーダーメイドで現状サイズに合わせて作ってもらうほうが安くなる場合もあるので、訪問見積りで現状確認してもらうのがおすすめです。

ウォークスルークローゼットでカビ対策

「ウォークインクローゼット」はクローゼットリフォームの中でも人気がありますが、カビ対策をしたい場合には「ウォークスルークローゼット」のほうが効果的です。

関連記事:ウォークインクローゼットはこうやって費用を抑えてリフォームできる!

「ウォークインクローゼット」はクローゼットより広い空間で、収納のための小部屋というイメージで一般的には個室のように扉があります。「ウォークスルークローゼット」とは、その名の通り歩いて通り抜けることのできるクローゼットのことで、基本的に扉はなく入口と出口が2ヶ所あるのが特徴です。

室内の通気性を良くするためには、窓と対角線上にある窓や開口部の2ヶ所を開けると効率よく空気が通り抜けますが、ウォークスルークローゼットも同様の仕組みです。

ウォークスルークローゼットにかかる費用目安

ウォークスルークローゼットを設置するためには、居室の一部や廊下などを活用して入口と出口になる部分を作ります。ウォークスルークローゼットを造るメリットは上記です。

ウォークスルークローゼットを新設するためにかかる費用目安は約20万円~で広さや棚の取り付け有無、内装工事の有無によって費用が変わります。

過去に家仲間コムに寄せられた見積もり事例では、物入れ・押入れ・クローゼットの間取り変更をしてウォークスルークローゼットを造ってほしいというご要望もありました。こちらの場合の費用目安は約31万円~でした。

クローゼットのカビ対策まとめ

クローゼットのカビ対策には「通気性」を良くすることが重要ですので、下記の点を意識して通気性アップを心掛けてみましょう。

・定期的に換気をすること
・ほこりを溜めない
・衣類を詰め込みすぎない


押入れやクローゼットリフォームをご検討中または新築予定の方は、ぜひウォークスルークローゼットも候補としてご検討してみてはいかがでしょうか?動線も良くなり効率的に収納ができるうえ、クローゼットのカビ対策としても効果的ですよ!

クローゼットのカビ対策リフォームをお得にするには?

クローゼットのカビ対策リフォームをお得にするには一括見積りで、訪問見積りをしてもらうのがおすすめです。クローゼットは家の立地や環境などによってカビが発生しやすい場合もあります。

家仲間コムの見積もりサイトには約1000社の登録業者さんがいるので、プロの目から見たカビ対策のアイデアをもらえてお得です。また、匿名・無料で見積もり依頼ができるのでしつこい勧誘などもありません。

クローゼットのカビ対策リフォーム費用を無料で見積もりしてみる

完全無料で利用できるので、お気軽にご利用ください。

家仲間コムなら
業者の手数料が無料だから安くなるかも!/

一般的に業者さんがサイトに支払う成約手数料
(売上の約10〜20%)が家仲間コムではかかりません。

クローゼットの
業者さんを匿名で探してみる
編集責任者プロフィール
編集者画像

編集責任者

家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
編集者画像

大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

関連するテーマの見積もり依頼

※価格はこの依頼での一般的な価格相場です。