天井リフォームを成功するには|張替え工事の方法を解説

天井リフォームを成功するには|張替え工事の方法を解説

普段暮らしている限りではあまり異変に気づかない場所、それが天井です。しかしよく見ればシミなどの汚れがついてしまっていたり、あるいは色あせてしまっている・・・なんてこともあるかもしれません。天井をリフォームする時期としては、新築なら10~20年くらいになったら考えたほうが良いと思います。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・天井をリフォームする時期は、施工から10~20年経過後が目安
・天井リフォームの種類は、主に「張り替え工法」「断熱リフォーム」「スケルトン化」の3つ
・天井リフォームにかかる費用は、工事内容によって異なるもののおよそ80,000円程度

よくある天井リフォームの原因とは?

天井リフォームの原因

まずは、天井をリフォームしようと決めた項目別に、どういったリフォームがあるのかをご紹介していきます。

見栄えを良くするために天井をリフォームする場合

最初に、ただ単に天井にできたシミや、色あせた部分を何とかしたい、いわゆる天井の見栄えだけをよくしたいという方向けのリフォームをご紹介していきます。

実は、一部屋丸々リフォームしようとする場合、天井ってあまりコストがかからない部分でもあるのです。その理由として、リフォームの一つとして「張り替える」だけで済むから、といった理由が挙げられます。

その中でも、一番コストがかからないのがクロスと呼ばれる材料が使われている場合です。クロスとは、生ノリがついた壁紙のことで、一般的には壁にも天井にも使うことができます。

中でも、天井用クロスと呼ばれるものは、壁用のものよりも柄がついていなくシンプルであったり、白やベージュなどの落ち着いた色彩のものが多いですが、それを壁に使う方もいらっしゃいます。素材としては天井用でも壁用でも、あまり大差ないようです。

生ノリがついているので、剥がしてまた違うものも貼り付けられます。したがって、工事も簡単で、安価なリフォームで済むのです。

クロスの中でも、今は機能性を兼ね揃えたものも多く市場に出ています。湿度を調整してくれるものだったり、消臭効果に優れているものなど、部屋の用途別に天井のクロスも選んでみてもいいかもしれません。

天井を断熱リフォームする場合

次に、住みやすい家にするため、天井に断熱効果を組み込むといった断熱リフォームをする場合をご紹介します。家に、「夏は暑い、冬は寒い」といった悩みを持っている方、少なくはないかと思います。その原因が、もしかしたら天井にある場合があります。

天井に十分に断熱材が組み込まれていないと、そのように快適な温度を保てなくなってしまうのです。もちろん、風通りや天井ではなく問題が壁に合ったりもしますが、気になる方は天井をチェックしてみるのもいいかと思います。

さて、気になる断熱リフォームを見ていきましょう。天井に断熱リフォームを施工する場合、方法は二つあります。一つは天井の上、室外側に断熱材を入れる場合、もう一つは逆に天井の下、室内側に断熱材を組み込む場合です。

天井の上に断熱材を入れる場合は、断熱材を敷くか、吹き込むか工事に違いが出てきますが、効果はどちらも良いようです。

ちなみに、屋根を断熱リフォームするよりも、天井を施工する方がかなり経済的なようです。天井分の面積だけで済みますし、平面であることが理由です。天井に断熱材を入れる工事の場合、入れる断熱材にもいろいろ問題があります。一つは天井板を傷めないために、軽い素材であること、もう一つは湿気をため込まないために防湿効果があるものにすることです。

特に和室などの木の天井は、湿気に弱く、結露を引き起こすこともあります。天井に使う断熱材も様々に種類がありますので、まずは専門家の方々に相談してみるのがいいかと思います。

天井の骨組みから変えていく場合

最後に、もっともコストもかかる天井リフォームをご紹介していきます。いわゆるスケルトン化など言われていますが、要するに天井を露出させる工事のことを言います。

これは、木造住宅の場合も天井の仕上げや下地などを解体して撤去することでできますが、当然メリットもデメリットもあります。

メリットの一つは、木の梁などが露出するわけですから、天井があった時よりも開放感がでますし、温かみを感じる方も多いようです。部屋も以前より広く感じることでしょう。

一方、デメリットとしては、もともとあった天井を取り外すわけですから、機能性が格段に落ちることです。天井に何らかの断熱材や防湿性のある材木を使用していた場合、それらを撤去してしまうので、断熱効果や防音効果など、様々な機能が失われることになります。

断熱に限って言えば、今は塗布する形で断熱効果が生まれる断熱塗料といったものもあります。天井解体工事の際に、こういった塗料をつかって施工することで、断熱効果も併せ持った天井にすることもできます。詳しくは、専門家の方々に聞いてみるのがいいと思います。

実際の天井リフォームについて

では実際に、天井リフォームにかかる費用などについてみていきましょう。業者によっては、お得なプランなどを展開しているところもあります。今回はこちらをご紹介していきます。

※A社のお得な天井リフォームプラン
・クロス(壁4面+天井)張替えとクッションフロアの床張替え
費用:6畳・・・約80,000円~
費用に含まれるもの・・・荷物、家具の移動、クロスはがし、下地の補強、廃材処分、人件費、1年工事保証など
費用に含まれないもの・・・壁や天井にあいた穴の修繕、板壁や板天井の補修など

これだけでなく、フローリングとクロスのセットや、カーペットとクロス、畳とクロスなど、様々なプランがあります。ちなみに、天井のリフォームの相場は他のリフォーム箇所と比べて安価で済むので、気になる方は天井から手を付けてもいかもしれません。また、天井リフォームの目安は大体5年~10年といわれています。

まとめ

いかがでしたか?天井を張り替えるだけで、がらりと部屋の雰囲気も変わります。天井は常日頃から、気をかけることが難しい箇所でもありますが、だからといって放っておいてもいいところではありません。お住まいが5年、10年たったら、ぜひ天井リフォームも検討してみてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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