防火地域に建てる3階建て耐火建築の賢い選択

防火地域をご存知ですか?

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防火地域は都市計画法の定める手続きによって、都市計画の施設として指定される地域のことで、市街地における火災の危険を防除するために定められた地域のことをいいます。

建築物が密集し都市の中核となる都心部、あるいは人や物が集中する中心商業地域などが防災地域に指定されています。
東京都内で防火地域に指定されている地域は東京都の約22%あり、駅前を中心とした商業地域と都市の防災計画から幹線道路沿いの20〜30mの範囲で防火地域に指定されています。

これらの防災地域では、階数が3階以上の場合や延べ面積が100平方メートルを超える場合は、耐火建築物を建てる必要があります。
防火地域に指定されているエリアは商業地などで、土地価格も高く狭小敷地も多くあります。これらの敷地に家を建てる場合、土地の有効活用で3階建てを建てられる方が非常に多くいらっしゃいます。
つまり、防火地域に家を建てる場合は、ほとんどのケースで耐火建築物が必要となってしまいます。

耐火建築とは?

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防火地域に家を新築する場合は、耐火建築の必要があります。
耐火建築とはどのようなものでしょう?

耐火建築物とは、周辺で起こった火災の際にも、また室内で火災が発生した場合でも、それに耐えて崩落したり炎上したりしないだけの性能を持った建築物のことです。
建築基準において、主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)が耐火性能を満たし、かつ、延焼の恐れのある開口部(窓やドア)に防火戸など火災を遮る設備を有する必要があります。

建築基準法による3つの条件

建築基準法によれば、大きく三つの条件を備える必要があります。

1. 主要構造部が耐火構造(耐力壁の非損傷性、壁および床の遮熱性、外壁及び屋根の遮炎性)を有し、周辺火災にも、室内火災にもその終了時まで耐えうること。
2. 外壁開口部に防火設備を有すること。
3. 周囲の火災に対し、外壁の耐力壁が構造耐力上支障ある損傷を生じないこと。また外壁は加熱面以外の面が可燃物燃焼温度以上に上昇しないこと。

従来耐火建築物は、RC(鉄筋コンクリート)か鉄骨造で施工されていました。
しかしながら、RC(鉄筋コンクリート)や鉄骨造の建築費は一般的な木造住宅に比べ非常に高いため建築費用がネックとなり、防火地域への新築を諦めざるおえない方も多くいらっしゃいました。

木造の耐火建築は可能です!

(社)日本ツーバイフォー建築協会は、平成16年4月、国土交通大臣から2×4工法の各構造部位について「耐火構造認定」を取得しました。
これにより、防火地域での2×4住宅(3階建てや100平方メート超)や共同住宅、さらには商業施設、ホテル等の建築が可能になりました。
今までRC(鉄筋コンクリート)や鉄骨造でしか建てられなかった防火地域における耐火建築物ですが、新たに木造2×4住宅の選択肢が増えました。

2×4住宅なら、RC(鉄筋コンクリート)や鉄骨造に比べ低価格で建築できます。
2×4住宅は低価格だけではなく、耐火性、耐震性、機密性、断熱性などにも優れた住宅です。

耐火建築の建築費用は?

耐火建築にかかる建築費用は、建築面積や工法などによって大きく違います。また、ハウスメーカーや地場ビルダー、工務店などによっても価格はかわってきます。
防火地域に耐火建築の建設を検討中の方は、建築業者さんに建築内容を説明して見積もりを依頼することをお勧めします。

2×4耐火住宅の特徴

参照元:社団法人日本ツーバイフォー建築協会

1.建設場所を選ばない柔軟性の高い工法

都市部の防火地域は、必ずしも広い道路が、整備されているとも限りません。現場で組み立て、建て起こすことが出来るツーバイフォー工法は大型クレーンなどの建設機械が無くても建設が可能です。また、重量の軽い木造建築のため軟弱地盤の地域でも過大な基礎補強なしでも出来る場合があります。まさに、場所を選ばない柔軟性に高い工法といえます。
※敷地条件などにより実現出来ない場合があります。

2.人に街に優しい建物

ツーバイフォー住宅は、人にやさしい木造住宅です。
床が木造のため建設中の現場管理者の声からも足腰の負担が少なく、身体に優しい建築と言われています。
そして木造ならではの多彩なデザインのツーバイフォー住宅は、都市の街並みに潤いを与え、都市の景観を豊かにします。
また、都市における建替え需要に木材が生かされることにより、森林において地球温暖化の原因となる「CO2」を体内に吸収、固定して育った樹木が、木造住宅に形を変え、いわば都市における樹木のストックとなるのです。

3.耐震性の高い工法のため、より安心な住まい

耐火建築物は、建物内部で発生する火災で倒壊せず、建物周囲で発生する火災による延焼を防止する機能を有することが求められます。実際の性能評価試験では、一時間の加熱後、3時間放置していても構造体に火炎による損傷が見られないことという厳しい条件となっています。大震災のとき、地震による大きな揺れと同時に発生する火災に対しても、耐震性の高いツーバイフォー工法は、安心して住まいつづけられる建物※です。
※地盤状況などの二次的要因により必ずしも実現出来ない場合もあります。

4.壁式の面構造のため室内は広々

ツーバイフォー工法による耐火建築物は柱・梁方式のラーメン構造とは異なり、室内に柱が出にくいために空間が有効に使えます。
家具配置の障害になる柱がないため、インテリア設計の自由度が高く、限られた敷地を活かせる最適工法の一つです。

5.耐火構造自主工事検査員による綿密な検査

ツーバイフォー耐火建築物を施工するときは、協会に登録した耐火構造自主工事検査員による工事検査を実施しなければならず、そこで使う「自主工事検査チェックリスト」は、建物竣工後15年間保管することとなっています。これはツーバイフォー耐火建築物が適正に施工されていることの証です。

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