透明ビニールカーテンを使って景観性と断熱性を高めよう

透明ビニールカーテンを使って景観性と断熱性を高めよう

透明なビニールカーテンは、バルコニーやウッドデッキ、店舗のテラス席などに設置しておくと暑さ寒さ対策にもなります。ビニール素材ですがその耐久性は高く、防炎性や防水性を高めた商品もありますので、設置場所に合わせて機能を選ぶことができます。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

ビニールカーテンとは、軟質塩化ビニール(PVC)が原料の製品で、間仕切り・防寒対策・防虫対策・冷暖房効率アップ・風よけなどの用途で使われる
ビニールカーテンは設置場所や用途に合わせて、様々なオプションを選ぶことができる
・透明ビニールカーテンは防炎性を選ぶと安心

1. 景観性を求めるなら透明ビニールカーテン

透明タイプのビニールカーテンのメリットは、第一に景観性が向上する点にあります。ご家庭でビニールカーテンを採用する場所は主にベランダやバルコニー・テラスなどの屋外スペース・屋内の間仕切りですが、やはりビニールカーテンの中が見えて採光性の高い商品が好まれます。同じ透明タイプのビニールカーテンでも、厚みが薄いほどより景観性が向上します。

2. 店舗などの飛沫対策には透明ビニールカーテン

透明ロールスクリーン・タペストリー|TOSO

出典:透明ロールスクリーン・タペストリー|TOSO

昨今の感染症対策として、店舗などのカウンターに飛沫対策としてビニールカーテンを取り付けているところも増えています。ウィンドウトリートメントの老舗メーカーTOSOさんでは、ロールスクリーン・タぺストリータイプの透明ビニールカーテンを販売しています。赤ちゃんや高齢者が生活するエリアと隔てたり、飛沫対策以外にも廊下や階段の寒さ対策としても活用できて便利です。

関連記事:リビング階段の間取りのメリット・デメリット、おすすめの階段の種類は?

3. 耐久性を求めるなら網入り透明ビニールカーテン

ビニールカーテン|TOSO画像提供:ビニールカーテン|TOSO


出典:ビニールカーテン|TOSO

ほどよく外部からの視線を遮りたい場合には、網目入りのものや半透過タイプのビニールカーテンが良いでしょう。網目が入っていることで耐久性も高くなり、万が一破れた場合でも広がらないようになっています。

監修者コメント
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簡単便利に快適な空間を

「雨風をしのぐ」といえば居住空間に求められる最低限の機能ですが、それをカーテン一枚で実現できてしまうなら、備えておけるといいですね。お庭で快適に過ごそうとウッドデッキなどを設置しても、実際に過ごしてみると、暑さ寒さだけでなく虫などによって不快になる場合もあります。透明なビニールカーテンなら景色を楽しみながら快適な空間をつくることができますので、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。
 

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

ビニールカーテンの用途に合わせて選ぶ8つのオプション

ビニールカーテンは設置場所や用途に合わせて、様々なオプションが選べるようになっています。ご参考までに、TOSOさんのビニールカーテンで選べる8つのオプションをご紹介します。

1. 面ファスナー加工

ビニールカーテン|TOSO画像提供:ビニールカーテン|TOSO


出典:ビニールカーテン|TOSO

ビニールカーテンの召し合わせ部分がめくれないよう、マジックテープで加工します。

2. マグネット加工

ビニールカーテン|TOSO画像提供:ビニールカーテン|TOSO


出典:ビニールカーテン|TOSO

面ファスナー加工と同じく、ビニールカーテンの召し合わせ部分がめくれないよう、マグネットランナーの代わりに使用します。

3. スリットファスナー加工

ビニールカーテン|TOSO画像提供:ビニールカーテン|TOSO


出典:ビニールカーテン|TOSO

花や野菜を育てる温室など、小さなものの出し入れに使う場合におすすめです。

関連記事:ビニールハウスを庭に設置しよう!庭に合うサイズや設置費用についてご紹介!

4. オープンファスナー加工

ビニールカーテン|TOSO画像提供:ビニールカーテン|TOSO


出典:ビニールカーテン|TOSO

密閉度を高めて、必要な時のみ開閉できるようにします。

5. 下部隙間隠しスカート加工

ビニールカーテン|TOSO画像提供:ビニールカーテン|TOSO


出典:ビニールカーテン|TOSO

ビニールカーテンと下部の隙間風を防止するための加工です。現場にて採寸後カットしますので、価格はお問い合わせください。

6. 下部チェーン加工

ビニールカーテン|TOSO画像提供:ビニールカーテン|TOSO


出典:ビニールカーテン|TOSO

ビニールカーテン下部にチェーンで重りをつけて、風によるバタつきを防止する加工です。

7. シート切り込み加工

障害物のある場所へ取り付ける場合にビニールカーテンをカットして取り付けることができます。こちらも現場にて採寸後に加工しますので、価格はお問い合わせください。

8. ステンレス製ハトメ加工

カーテンのようにレールに吊るすためのハトメ加工ができます。開閉がしやすいので、多くの場合取り付けておくと良いでしょう。

透明ビニールカーテンは防炎性を選ぶと安心

透明ビニールカーテンは軟質塩化ビニール(PVC)製ですが、商品によっては防炎性がない場合もあります。ご家庭で使用される場合でも、基本的には防炎加工が施された商品をご購入されると安心です。特に、防火地域や準防火地域では厳しい規定がありますので、お住まいの地域をよくご確認ください。

関連記事:防火地域と準防火地域の基礎知識/新築やリフォームの際に知っておくと役立ちます

ちなみに、TOSOさんのビニールカーテンはすべて防炎製品となっており、その他下記のような機能があります。

・防虫性
・耐寒性能
・帯電防止
・抗菌性
・耐候性

透明ビニールカーテンで景観性と断熱性を高めよう!まとめ

ベランピングなど、ご自宅のベランダやテラスなどでおうち時間を楽しむことが増えている昨今、断熱対策としてのビニールカーテンの設置はおすすめです。

関連記事:ベランダ改造してテイクアウトを楽しもう!増税後のおうちライフアイデアと注意点

透明タイプのビニールカーテンであれば景観性も損なわずに寒さ対策ができますし、多少の防音効果も高まりますよ!ベランダやテラスなどは障害物などもありますし、安全性の確認のためにも業者さんに訪問見積りをしてもらってから取り付けを依頼してみてくださいね。

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隙間をふさいで快適な空間を

ビニールカーテンというと「自分でも簡易にDIYできるかな?」と思われるかもしれませんが、継ぎ目の処理や隙間をふさぐのが案外難しいものです。やはり隙間が大きいほど暑さ寒さも防ぎにくく、虫も侵入しやすくなります。プロに頼めば縫製によって継ぎ目も丈夫で長持ちしますし、ファスナーやチェーンによって隙間を防いで出入りもしやすくつくれます。ご検討の方は、ぜひ一度プロにご相談されてみてはいかがでしょうか。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

ビニールカーテンの設置費用を一括見積り!

ビニールカーテンの設置をしたい場合は、費用を一括見積りするのが便利です。裾のカットオプションや障害物に合わせたカットなどは、現場での採寸が必要になりますので、訪問見積りを依頼して正確に見積りを出してもらいましょう。

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

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アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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