インナーバルコニーの特徴と失敗しないためのプランニング3選

インナーバルコニーのある住宅

インナーバルコニーは、おしゃれなイメージがあり日常生活をワンランクアップしてくれる人気の間取りですが、何も考えずに造ってしまうと失敗してしまうこともあります。
インナーバルコニーをどんなふうに使いたいかを先にプランニングしてから建物の立地と合わせて設計を進めていくのが成功するコツです。
今回は、インナーバルコニーの特徴と失敗しないためのプランニング3選をお伝えします。

インナーバルコニーの特徴

インナーバルコニーはバルコニーに屋根がついた屋外スペースですが、部屋の一部を使用して設計される点がバルコニーとは造りが異なります。
バルコニーは住宅からせり出した間取りのことを言います。

・インナーバルコニー:建物の一部をくり抜いて造られる(屋根あり)
・バルコニー:建物からせり出して造られる(屋根なし)

1. インナーバルコニーのメリット

インナーバルコニーのメリットは下記の3点です。

・屋根があるので室内に近い使い方ができる
・部屋の延長として屋外空間を使える
・開放感がある

1-1. 屋根があるので室内に近い使い方ができる

リビング

インナーバルコニーには屋根がついているので、屋外とはいえ天気を気にすることなく使うことができます。

ベランダよりも広い面積があるので、下記のような使い方ができて便利です。

・洗濯物を干すスペースとして
・テーブルセットを出して屋外でのリラックススペースとして
・お子様のプレイスペースやペットの遊び場として

1-2. 部屋の延長として屋外空間を使える

インナーバルコニーは一般的にはリビングの掃き出し窓からつながる間取りとして設計されていることが多く、リビングの延長として屋外空間を使うことができます。

気候の良い日にはインナーバルコニーにセットしたテーブルや椅子で食事をしたり、コーヒータイムを楽しむのもいいですね。

1-3. 開放感がある

バルコニー

インナーバルコニーは外の景色が見えるので、明るく開放感のある間取りを実現できます。

掃き出し窓や大開口窓も開放感がありますが、インナーバルコニーは窓からさらに広い床スペースが広がり部屋の延長としても見えるため、より開放感が感じられます。

2. インナーバルコニーのデメリット

インナーバルコニーのデメリットは下記の3点です。

・設置費用が高い
・固定資産税が上がる可能性がある
・日当たりを計算しておく必要がある

2-1. 設置費用が高い

電卓と設計図

インナーバルコニーはバルコニーと比較すると設置費用が高くなる傾向があります。

理由は下記の3点です。
・屋根が必要
・バルコニー部分の壁や床の造作が必要
・床への防水工事が必要

2階以上の階にインナーバルコニーを造る場合は、階下には居室がありますので万が一の漏水対策として防水工事は重要です。

また、居室部分をインナーバルコニーとして使用するため耐震強度を高めておく必要もあります。

設置費用が掛かる分失敗したくないので、施工はインナーバルコニーの設置経験が豊富な業者選びが重要です。

2-2. 固定資産税が上がる可能性がある

間取り

インナーバルコニーは下記の2点が当てはまる場合は、住宅の延べ床面積として含まれるため固定資産税が上がります。

・インナーバルコニーの奥行きが2m以上になる場合
・インナーバルコニーの手すりの高さが、天井までの高さの半分以上ある場合
(天井までの高さが2.2m未満の場合はインナーバルコニー全体を床面積として含む)

インナーバルコニーを設置する場合は、面積にも注意が必要です。

2-3. 日当たりを計算しておく必要がある

日当たりの良いリビング

インナーバルコニーは居室部分を利用して造るため、建物の中に入り込んでいます。

建物の外にせり出したバルコニーを思い描いていると、思ったより日当たりが良くない場合があり、インナーバルコニーの内側にあるリビングなどの居室への日当たりも考慮しておく必要があります。

インナーバルコニーは東向きまたは西向きに設置すると日が差し込む時間が長くなります。

季節によって太陽の角度が変わると日当たりにも影響しますし、ちょうど日が差し込む角度に高層の建物があると日差しが遮られることもあります。
立地や周囲の住宅密集度もよく見て、日当たりが心配な場合は天窓を設けるなど対策をしておきましょう。

失敗しないインナーバルコニーのプランニング

インナーバルコニーのメリットを生かしてデメリットを極力少なくするためには、どういったインナーバルコニーの使い方をしたいかを事前にプランニングしておく必要があります。

インナーバルコニーを造って失敗した!という理由の一つに「日当たりが思ったより良くない」というお声がありますが、インナーバルコニーの使い方によっては特に日当たりが必要ないケースもあります。

おすすめのインナーバルコニーの使い方は下記の3つをご提案します。

・リビングの延長として使う
・夜の時間をメインに楽しむスペースとして
・プレイスペースとして

1. リビングの延長として使いたい

リビングの延長としてインナーバルコニーを使いたい場合は、日当たりの良さと見た目の良さを重視しましょう。

image画像提供:外装床タイル「バーセア」|TOTO

出典:外装床タイル「バーセア」|TOTO

・天窓の設置
・手すり部分は透明ガラスまたは半透明ガラスで透過性をアップ
・花や植物を飾る
・テーブルや椅子を置ける広さを確保

リビングは来客の際にも利用しますので、タイルの床で高級感を出したりインテリア性の高い雑貨をレイアウトするとおしゃれに仕上がります。

2. 夜の時間をメインに楽しみたい

インナーバルコニーで夜の時間をメインに過ごして楽しみたい場合は、寝室からつながる間取りがおすすめです。

image画像提供:外装床タイル「バーセア」|TOTO

出典:外装床タイル「バーセア」|TOTO

夜に使うのがメインであれば日当たりはあまり考えなくても良いですが、夜にルームウェアやパジャマで出ることを想定して外部からの視線を遮る工夫はしておいたほうが良いでしょう。

・外部の視線を遮るバルコニー壁
・リラックス効果を高める照明やアウトドアソファなどの設置
・日陰でも育ちやすい植物を置いてムード作り

3. プレイスペースとして使いたい

プレイスペース

インナーバルコニーをお子様やペットのプレイスペースとして使いたい場合には、安全性の確保を第一に考えます。

・バルコニー壁は安全な高さで隙間のないものを設置
・万が一転倒した場合にも怪我をしにくい床材

ウッドデッキは足への負担が少なく転倒した場合にも安心です。

階上のインナーバルコニーでは安全性が不安な場合は、1階にサンルームを設けるというアイデアもあります。
参照:サンルーム選びに役立つおすすめ事例3選をご紹介

インナーバルコニーの特徴と失敗しないためのプランニングまとめ

インナーバルコニーは屋根があるので室内の延長として使うことができ、ちょっとしたアウトドア気分を楽しんだり日常をワンランクアップさせて楽しめる空間です。

どんな使い方をするかによって、どの程度の日当たりの良さが必要かなどが分かりますので、ご家族でインナーバルコニーを使っている光景を想像しながらよく話し合ってみてくださいね。

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