チェスト（箪笥）の引き出しを修理したいの見積もり依頼

さて今回の「 チェスト（箪笥）の引き出しを修理したい」ですが、今現在の部品を最大限利用して修理したいと思います。

修理方法は、箱部分の前面部が破損していますので、それと同じ大きさの木をカットして取り付けます、
ですが厚みを今現在より厚くします（１０～１５ミリほど）
厚みを付けた前板を箱にはめ込み、箱の両側面と下方からビス止めしていきます。
その際に残っているダボはカットします。
ビスは頭が出ない様、スライド時に当たらない様にいたします。
作業はお伺いして、駐車場などの場所をお借りできれば助かります。

概算価格には、部品代や加工費などすべて含まれます。
画像の内容ですと追加料金の発生はないかと思います。

ご検討の程、宜しくお願いします。

お写真拝見しました。
　出来るだけ安価に修理する方法です。
　ご指摘のとおり、箱部の割れた前板と側板のダボ穴の破損箇所は木工用ボンドで接着する方法が一番安く仕上がります。強度を出さなければいけないので箱部の内側からL字金具で側板と前板を固定します。4ヶ所固定すれば強度が出るでしょう。

　この方法であれば、DIYで自分で直してしまうことが可能です。木工用ボンドとL字金具と木ねじの購入代金で直せてしまいます。

この場合の注意点
　接着する場合、木が浮いたまま固着してしまうと引き出しの動作不良や強度不足による再破損が起こりやすくなるため紐などで固定すると良いでしょう。その際、紐によるキズが付かないように段ボールなどで保護してから締め付けて下さい。割れた前板部は木ねじを打ち込んでズレないようにすると良いでしょう。
　木ねじ打ち込みの際、側板や前板の厚み以下の木ねじを使用してください。特に前板を突き破るとやっかいです。木ねじが長い場合は、喰い切りで長さ調整します(別途購入必要)。
　
　完成の姿は、外側からは修理跡が判りませんが、引き出し内側は取り付けた金具が見えます。見栄えは良くないですが、外からは見えないので、気にならなければこれで完了です。金具の角部をやすり(金属用やすり必要)がけしておけば、収納物や手が当たった時の引っかかりも緩和できます

　当店でも修理は可能です。 円引き取り修理(税別)　です。三日程いただきます。
完成品は当店からお届けし、家具本体への取り付けをして動作確認を行ないます。

　当店修理の場合、金具の厚み分の彫り込みをして取り付け、金具を隠しますので、見栄えは良くなります。
仕上グレードと金額は比例しますので、金額面などご相談があれば、なんなりとお申し付け下さい。出来るだけの対応をさせていただきます。