インターホンを取り付けて家の防犯性を高めよう|おすすめの最新インターホンはこれ
編集者:大永 和弘
最終更新日:2023年2月13日
居住者の安全を守るために、今やほとんどの住宅に取り付けられているインターホンは、誰がどんな用で来訪したのかを、玄関ドアを開けることなく、マイクやテレビカメラを通して確認することができます。また、最新のインターホンには、留守中に誰が来訪したのかを録画する機能までついているそうです。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。
POINT この記事のポイント
・人気のインターホン機能は、「広角レンズ」「録画機能」「電気錠連携」「センサー連携機能」の4つ
・国内でインターホンを販売している人気メーカーは、「Panasonic」と「アイホン」の2社
・インターホン交換の費用目安は、0.5万円〜5万円
目次 [ 表示 ]
進化するインターホンの機能
インターホンは、「ドアホン」とも言われ、屋外の玄関付近に設置された子機から、室内に設置された親機で通話が出来る住宅設備機器のことです。電話回線などを使用せず、親機と子機のみで通信します。
昔のインターホンは、音声通話だけができるタイプが主流でしたが、近年の分譲マンションでは、テレビカメラ付きのインターホンが標準設置されており、その多くは、火災報知器やガス漏れ感知器、警備システムなどと連動していて、よりセキュリティー機能が強化されています。
犯罪防止4原則とは?
犯罪を防止するうえで大切な4原則があります。最新のインターホンは、この4原則をきっちり踏まえて、様々な機能を取り入れているため、インターホンを変えるだけでも、防犯性を高めることができるのです。
防犯性を高める最新インターホン
最近では、「広角レンズ」「録画機能」「電気錠連携」がついた機種が人気で、これらの機能は、防犯性を高めるのに大変役立っています。さらに進んだ機能としては、「センサー連携機能」も備わっている機種もあります。
広角レンズ
空き巣が家を狙う時、まず、インターホンを鳴らして不在かどうかを確認する確率は、なんと46%にも上るそうです。そんな場合に、「広角レンズ」がついていると、インターホンのほぼ真横まで確認することができるので、映らないように隠れている来訪者の姿を捉えることができます。
録画機能
広角レンズで捉えた人物が、もしかして不審者かも?と思った時に役立つ機能が「録画機能」です。その場で録画することもできますし、留守中に自動録画をすることもできます。
電気錠連携
電気錠連携(※画像はイメージです)
鍵を開錠・施錠する際、玄関まで行かなくても親機のボタンひとつで操作可能です。万が一ピッキングなどに遭った場合に、警報音を鳴らして威嚇することもできます。
センサー連携
さらに進化したタイプになると、窓やドアのセンサーをつないで、どこかが開いた時に、自動でインターホン画面や音でお知らせするセンサー連携機能までついています。万が一在宅時に侵入者があった場合に役立つ機能です。
インターホンの2大メーカー
インターホンのメーカーは、「Panasonic」と「アイホン」が国内販売のほとんどをシェアしています。この2社の商品の中から最新のインターホンをご紹介します。防犯性を高めるための機能はほぼ同じですが、オプションでそれぞれのメーカーこだわりの機能を付加できます。
Panasonic
画像提供:どこでもドアホン|panasonic
出典:どこでもドアホン|panasonic
・広角カメラで真横も確認
・スマートフォン連携
・約7型ワイドタッチパネル液晶
・ワイヤレスで持ち歩きできるモニター子機
・センサーカメラや窓センサーとつないで家を見守ることができる
・録画機能、電気錠連携、自社テレビと連携
・様々なエクステリアにも合うスタイリッシュなデザイン
アイホン
画像提供:スマートフォン連動テレビドアホン|アイホン
出典:スマートフォン連動テレビドアホン|アイホン
・超広角カメラでほぼ真横まで見ることができる
・ズーム&ワイドで連続録画
・電気錠連携機能
・逆行補整や画面のスクロール調整
・夜間は自動でLEDライトが点灯
・ドアを開けずにモニターで外部を確認
・人体検知センサーで安否確認
・緊急通報装置
安否確認機能とは?
居住者の安否をテレビドアホンを利用して確認する機能です。人体検知センサーで居住者の動きを検知して安否を確認する方法と、巡回者の訪問に対し、居住者がインターホンで応答することによって安否を確認する方法があります。
一人暮らしのご高齢の方がいらっしゃる場合は、セキュリティー機能に加え、この安否確認機能があると安心ですね。
インターホン交換のタイミング
インターホンも消耗品ですので、他の設備機器と同じく寿命があります。目安としては、マンションなどの集合住宅で約15年、戸建て住宅で約10年が更新時期とお考えください。更新時期というのは、商品に使われる部品などが生産終了になってしまう可能性もある時期、という意味です。
築年数の古い住宅が空き巣に狙われやすいというデータも出ていますので、住宅のセキュリティ対策の面からも、更新時期を目安に最新のインターホンに交換されることをお勧めします。
インターホン交換の費用目安
インターホン交換の費用目安としては、おおよそ"0,5万円~5万円"程度、修理の場合は"2万円~5万円"を目安にすると良いでしょう。交換の際は、既存の配線を利用することで工事費を抑えられる場合もありますし、工事も簡単になります。
インターホン交換の施工事例
実際に家仲間コムに寄せられた依頼の中から、少し複雑な施工事例を見てみましょう。修理や交換をお考えの際の参考にしてみてください。
■ドアホンの配線を隣の部屋まで延長したい
"0,7万円~1万円"
配線を天井から隣の部屋まで伸ばして、新たにドアホンの親機を別の場所に取り付けして欲しい。
■インターホンを移動したい
"2万円~6万円"
現在のインターホンを外して配線を繋いで、駐車場のある道路側まで延長をしたい。
■インターホンの不調修理
"2万円~6万円"(全部交換で対応)
室内の声やチャイムの音が、玄関外のインターホンから聞こえない。
まとめ
最新のインターホンは、防犯対策だけでなく安否確認までできる機能がついていて、居住者にとっても、別に住むご家族にとっても安心できる機能がたくさんです。インターホン取り付けから数年経過しているという方は、ぜひインターホン交換をご検討してみてくださいね。
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)
株式会社マッチングジャパン 代表取締役社長。
大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。
退社後、株式会社マッチングジャパンを2006年に創業し、ハウスメーカーやリフォーム会社のWEBマーケティングを経験。
その他、内装材メーカーや建材メーカーにWEBプロモーションに関わるコンサルティングを提供。
同時にリフォーム業者検索サイト「家仲間コム」の運営責任者として、累計5千社を超える施工業者にサービスを提供。サイト規模は月間アクセス約360万PV、見積利用者数は年間約5万人までに成長。
自身も7度の引越しと2度の住宅購入を経験し、家のリフォームや修繕をユーザーの立場で多く経験。
その経験から、規模が小さくても優良なリフォーム業者を探せるサイトの必要性を強く感じ、サービスの利便性向上に注力している。
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