【壁リフォームの費用について】お得にリフォームするポイントを解説

【壁リフォームの費用について】お得にリフォームするポイントを解説

壁リフォームには、壁にあいた穴を修理するような小さなリフォームから、壁を撤去して間取りを変更するリフォームまでさまざまあります。壁リフォームの種類や費用の目安を正しく理解しておくことで、理想的な住居スペースを作り上げることができます。この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・壁リフォームの種類は主に「壁にあいた穴や傷の修理」「壁仕上げ材の変更」「間仕切り壁の設置」「壁の撤去」の4種類
・壁穴修理リフォームの費用相場は25,000円〜50,000円、壁仕上げ材変更リフォームの費用相場(6帖)は40,000円〜120,000円、間仕切壁リフォーム費用相場は80,000円〜150,000円、壁撤去リフォームの費用相場は30,000円〜50,000円ほど

壁リフォームごとにかかる費用の相場

壁リフォームの相場イメージ表

これらの壁リフォームの費用は数万円〜数十万円までそれぞれです。それぞれの工事内容を壁リフォームの費用を解説します。

壁にあいた穴や傷の修理の壁リフォーム費用

穴の空いた壁穴の空いた壁(※画像はイメージです。)

壁に物がぶつかったりすると、比較的簡単に壁に穴があいてしまいます。これを修理するには、穴のあいた壁(石膏ボード)の穴を補修して、壁紙を貼るというものです。作業時間は3時間〜半日程度でしょう。

■壁穴修理リフォームの費用相場
25,000円〜50,000円

監修者コメント
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地震に耐える「耐力壁」にご注意

配線を通すような小さな孔なら、簡単な補修でも問題ありません。しかし範囲の大きな凹みや穴あきの場合には、壁自体の耐力に気を付ける必要があります。地震時に家を支える壁を「耐力壁」と言いますが、室内の壁も耐力壁として計算されている場合があり、この面が大きく破損していると、地震時に有効に耐力を発揮できなくなる可能性があるからです。大きな穴の補修はできるだけ信頼できるプロに相談し、耐震性を損なわないようしっかり直してもらいましょう。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

壁仕上げ材変更リフォーム費用

さまざまな壁紙壁紙リフォーム(※画像はイメージです。)

壁仕上げ材とは、壁の表面の材料です。壁仕上げ材の多くは壁紙ですが、最近は様々な壁仕上げ材があります。人気が高いのは珪藻土やエコカラットなどの調湿性に優れた壁仕上げ材です。壁仕上げ材の変更リフォームは、壁紙から珪藻土などへの変更や、和室の砂壁から壁紙張替えなどです。

■壁仕上げ材変更リフォームの費用相場(6帖)
珪藻土:80,000円〜120,000円
エコカラット:40,000円〜60,000円(一部分のみ施工)
砂壁から壁紙:90,000円〜120,000円(下地処理含む)

間仕切り壁の設置リフォーム費用

間仕切り壁間仕切り壁の設置リフォーム(※画像はイメージです。)

壁の新設リフォームで最も多いのが、子供部屋を分割するために壁を新設するリフォームです。新築時は二部屋分の子供部屋を壁で仕切らず、子供が大きくなってから仕切るようにする方が多くいます。

■間仕切壁リフォーム費用相場
80,000円〜150,000円

壁撤去リフォーム費用

壁撤去リフォーム壁撤去リフォーム(※画像はイメージです。)

壁撤去リフォームで多いのが、リビングの間取り変更に付随する壁リフォームです。例えば、リビングと隣接する洋室の壁を撤去して、リビングと洋室をつなげてリビングを広くするといったリフォームです。

この場合の壁撤去自体は、大工工事のみなので大きな費用はかかりません。しかし壁撤去後の床の処理方法により、リフォーム価格は変わってきます。床がフローリングの場合、壁があった床面は当然フローリングはありません。壁跡を完全になくすには、全体のフローリング張替えとなりリフォーム費用は高額になります。壁跡だけ何かの床材で埋めるのであれば、リフォーム費用は安くすみますが壁跡が目立ちます。

■壁撤去リフォームの費用相場
30,000円〜50,000円(壁跡処理含まず)

監修者コメント
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「撤去」は慎重に

間仕切り壁を新設するなど、新しく付け加える工事は比較的簡単に行うことができます。しかし、新築時からある壁や柱を撤去するとなると、その壁や柱にどんな意味があるのかを慎重に調べる必要があります。2階や屋根の荷重を支えていれば、それなりの補強が必要になりますし、地震時の耐力壁となっていれば、他の壁の耐力を増やすなど、家全体の耐力を再計算する必要があります。「撤去」が伴う計画は信頼できるプロに相談し、慎重に行いましょう。

監修者:高橋 みちる(一級建築士)

お得に壁リフォームするために

壁リフォームは内装業者が対応してくれます。そのため、大手リフォーム会社や工務店などに依頼すると、実際のリフォームは下請けの内装業者が対応するケースが多くあります。このような場合、元請のリフォーム会社や工務店へのマージンが発生します。そのため、直接内装業者へ依頼する方が安くなる可能性が高いのです。

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監修者プロフィール
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一級建築士

高橋 みちる (たかはし みちる)

WEBサイト


アールイーデザイン一級建築士事務所代表。

住宅業界で新築・リフォームの営業・設計・現場監理などを経験。
これまで3000件以上の現場を見ながら、「永く、快適に住み続けるためにはどうしたらいいのか?」を常に探求し続け、リフォーム提案を行っている。
また、現在は執筆活動や企業向けの社員研修、一般向けの講演会なども全国各地にて実施。

著書「やらなければいけない一戸建てリフォーム」(自由国民社、2020年7月発売)

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noteにてリフォームに関するお役立ち情報を発信中!
高橋みちる|リフォームコンサルタント|note

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家仲間コム編集部

プロフィール


利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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