洋室リフォームの種類と価格相場|好みに合わせて変えてみよう

洋室リフォームの種類と価格相場|好みに合わせて変えてみよう

暮らし始めたときは快適に思えても、時間が経つにつれて何かと不具合が生じてくることはありますよね。例えば洋室ひとつとっても、窓を二重にしたい、防音設備を取り入れたい、壁紙を張り替えたいなど、いろいろな場面でリフォームが必要になるケースは少なくはないかと思います。

そこで今回は、洋室リフォームの種類や価格相場などを詳しく紹介していきたいと思います。洋室リフォームと一概に言っても、一人一人の要望に合わせた部分的なものから全体的なものまで見ていきますので、ぜひ参考にしてください。まずはこの記事のポイントをまとめました。

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POINT この記事のポイント

・洋室リフォームの種類は主に4つある
・排水管や電気工事を必要とするリフォームは工期も費用もかかる
基本的に洋室リフォームにかかる費用の価格相場は25~45万円
完全に和室から洋室にリフォームする場合、50~100万円ほどの費用がかかることもある

洋室リフォームにはどんなものがあるの?

洋室リフォームの種類

まずは洋室をリフォームする際に考えられるリフォーム内容をいくつか紹介していきましょう。さまざまなパーツで形成されている洋室だからこそ、多種多様なリフォームが可能なのです。

洋室の窓のリフォーム

和室の場合、窓部分に障子が設置されていることが多いと思いますが、洋室では窓にカーテンが取り付けられていますよね。そのため、窓自体のリフォームはもちろんのこと、カーテンレールの設置や交換なども洋室によくあるリフォームのようです。カーテンレールの設置や交換は工具やレール本体、備品などが揃えばご自身でも施工可能なリフォームですが、心配な方は業者に依頼して施工してもらうと良いでしょう。その場合の価格相場は2~4万円が目安といえます。

また、なかには洋室の窓を二重にしたい、防音・防寒性を高めたいといった要望も多いようです。特に子供部屋や寝室では、快適に過ごせる空間を演出するために防音・防寒性の高い窓を取り入れるという方法もすすめられています。

特に住宅地であったり、集合住宅にお住まいであったりすると周囲の音が気になりますよね。その場合は、窓を防音ガラスにしたり、二重窓にしたりと工夫するとより暮らしやすくなるかもしれませんね。二重窓にする際は、内窓を1枚で形成された単板ガラスと、2枚の板で作られている複層ガラスの2つから選ぶことができます。

一般的に単板ガラスは安価ですが、複層ガラスに比べて機能面では一躍劣るようです。というのも、複層ガラスは2枚の板を合わせることで間に空気層を含ませ、断熱効果や防音効果を高めているつくりになっているのです。その分単板ガラスと比べて高額なものが多いうえ、厚みはありますが、機能性は優れていると言えます。

単板ガラス、複層ガラスともども国内外のメーカーからいろいろな種類のものが販売されています。また、二重窓の設置はDIYとしてご自身で行う人も多いようですが、業者の方に依頼して施工してもらうこともできます。

壁・床・天井のリフォーム

洋室リフォームとして、壁や床・天井の張替えを希望する人も少なくはないようです。確かに長く暮らせば暮らすほど壁も床も天井も、それぞれに劣化がみられるようになると言われています。なかには壁紙が剥がれてしまったり、床の上を歩くとキシキシと音がしたり、天井にシミや黒ずみができてしまったりと、さまざまな不具合が目に付くようになることも珍しくはないようです。

また、リフォームする際に壁や床・天井の素材において機能性が優れているものを選ぶ人も多いようです。例えば消臭・抗菌性が高いものや耐湿効果があるもの、防寒性が高いものなど、現在はいろいろな素材が販売されています。また、それぞれ柄や色なども異なっていますので、選ぶ楽しみもありますよね。

集合住宅の階上にお住みで小さなお子さんがいらっしゃるご家庭の場合、階下への音も気になりますよね。この時床を張り替えたり、上からカーペットなどをひいたりすると音を抑えられると言われています。というのも、一般的にフローリングと比べてカーペットやコルク材は音を吸収する機能が備わっているためです。

間仕切り壁の設置・撤去

たとえばお子さんが二人いる場合、小さい時は同じ部屋になっていても、大きくなるにつれ一人一人で部屋を分けたいと考えるご両親が多いようです。この時、もともと一部屋だった空間に間仕切り壁を設置することで、二部屋として機能させるというリフォームが有効となります。逆に、お子さんが自立して家を出ていった際に、設置してあった間仕切り壁を撤去し、もとの一部屋に戻すというリフォームも珍しくはないものです。

子供部屋以外にも、ダイニングやリビングに間仕切り壁を設置したり、撤去したりといったリフォームは人気のようです。しかしこの場合、ドアの新規設置や床材・壁材の交換など、いろいろな種類の工事が必要となるので、あまり安価なリフォームとは言えません。一方で、キッチンがこの類のリフォームに関わってくると、排水管や電気工事を必要とすることもあるので、費用がかさむほか工事日数も増える大掛かりな工事となることもあります。

和室から洋室にリフォームするポイント

和室から洋室へリフォームする際は、部分的に行うか全体的に行うかで費用も異なります。例えばふすまを撤去したり、畳をフローリングへ張り替えたりといったことだけでも洋室の空間を演出できますし、その場合は比較的安価でリフォームも可能です。一方で、もし完全に和室から洋室にリフォームする場合は、50~100万円ほどの費用がかかることもあるので、慎重に検討することをおすすめします。というのも、実は和室から洋室へのリフォーム後、何年かたってまた和室に戻すという人も少なくはないからです。

洋室リフォームにかかる費用の価格相場

上記で紹介したように、洋室リフォームにはいろいろなタイプの工事が存在します。工事の種類によって費用も工事日数も変動していきますが、基本的に洋室リフォームにかかる費用の価格相場は25~45万円といえます。一方で、和室から洋室リフォームであったり、洋室のフルリフォームであったりと、比較的大規模なリフォームの場合は100万円以上かかることもありますので、ぜひ頭に入れておいてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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