ブラインドの種類と取り付けの注意点とは|失敗しない選び方を解説

ブラインドの種類と取り付けの注意点とは|失敗しない選び方を解説

いまやオフィスなどだけでなく、一般家庭でも多く見られるようになってきたブラインド。カーテンと違い、くるっと調整すれば採光や風通しの具合などを角度によって変えることができるのが、一番の長所だと思います。では、実際に今、どのようなブラインドが人々に利用されているのでしょうか?この記事で詳細を説明していきますが、まずはこの記事で紹介している内容の結論を簡単に記載します。

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POINT この記事のポイント

・ブラインドの種類は、主に「ベネシャンブラインド」「バーチカルブラインド」「木製ブラインド」「ロールスクリーン」「プリーツスクリーン」「ローマンシェード」の6つ
・ブラインドの代表的な取り付け方は、正面付けと天井付けの2種類
ブラインドを選ぶ際は、スラットの幅や色、向きなど、部屋の用途や好みに合わせて選ぶのがおすすめ

1. ベネシャンブラインド(横型ブラインド)

ベネシャンブラインドベネシャンブラインド(※画像はイメージです)

最初に、一番親しまれている横型のブラインドについてご紹介していきます。いわゆる、水平に組まれている薄い羽のような部分を回転させることによって、光や風の具合を調整するというものです。

よくあるのは白い色のタイプだと思いますが、実は色の設定もできます。裏と表を違う色にしたり、あるいは柄がついていて、羽の調整次第で一枚の絵になるようなおしゃれなブラインドもあります。

また、横型ブラインドの場合、奥行きの設定が、ほとんどついている羽の長さでよくなりますので、取り付け場所の選択肢が増えることも魅力の一つです。また、操作方法もいろいろあります。

コード式

コードを回して、スラットと呼ばれる羽の部分の上げ下げや、角度の調節を行うことができます。

ロッド・コード式

コードのところに、ロッド棒がついているもので、このロッド棒を回すことでスラットを回転させ、調節ができるものです。

ポール式

ポールだけでスラットの上げ下げや角度の調整ができるタイプのものです。多くは引くか回すかで、調整方法が変わっていきます。

2. バーチカルブラインド(縦型ブラインド)

バーチカルブラインドバーチカルブラインド(※画像はイメージです)

次に縦型ブラインドをご紹介します。こちらは、先ほどとは違い垂直に並べられた羽の部分を調節することで、光の加減や風を調整できるといったものです。

アルミ製が多い横型ブラインドとは違い、現在は布でできている縦型ブラインドも流通していて、涼やかな印象を演出してくれます。スラットを回転させて、左右に開閉することができるので、操作も簡単です。

3. 木製ブラインド

木製ブラインド木製ブラインド(※画像はイメージです)

続いては木製のブラインドをご紹介していきます。木製の羽が水平に組み込まれていて、多くが自然の木を使用しています。木独特のおしゃれな雰囲気を演出してくれますので、色によっては和室などでも見劣りせずきれいに見えます。

ただし、他のブラインドと比べて重みがあるので、開閉などに時間がかかることがあります。おしゃれに決まる一方で、そういった短所があることも、ぜひ頭に入れておいてください。

4. ロールスクリーン

ロールスクリーンロールスクリーン(※画像はイメージです)

続いては、今までのブラインドとはひと味違い、羽がついていないタイプのブラインドです。それがロールスクリーンといわれるもので、一枚の生地が巻かれていることで、それを上げ下げし開閉することができるもののことをいいます。

ロールスクリーンの特徴としては、他のブラインドと違い、スラットを回転させることで光や風の具合を調整することができないことです。また、操作方法もいろいろあります。

プルコード式

ロールスクリーンの開け閉めを、プルコードを引っ張ることで操作する方法です。これを利用するなら、かがむ必要がないようにするため、腰より高い位置の窓にとりつけるようにしましょう。

チェーン式

チェーンを引くだけでロールスクリーンの開け閉めができるタイプです。立ったままで操作でき、上げ下げに時間がかかりますが、途中で操作を止めることができることが特徴です。したがって、大きな窓に適した操作方法といえます。

ワンタッチ式

チェーン式の操作に、時間の短縮を加えた方法です。基本はチェーン式と同じですが、一度紐を引くと、自動的に巻き上がっていくので、楽に開閉できることが特徴です。

5. プリーツスクリーン

プリーツスクリーンプリーツスクリーン(※画像はイメージです)

続いて、ロールスクリーンと同じ種類のプリーツスクリーンをご紹介していきます。ロールスクリーンのように一枚の生地を使用するのですが、そこにプリーツ加工を施しているもののことをいいます。

そのため、ブラインドのようにスラットを回転させることで光の調節ができる訳ではありませんが、上下の開閉ができるので、便利です。

素材としては、和室にもピッタリの和紙のものや、ポリエステル素材があげられます。横から見るとぎざぎざに見えますが、便利で使い勝手の良いものだと思います。

6. ローマンシェード

最後は、ローマンシェードをご紹介していきます。これは、カーテンに使用する生地を使って、ブラインドのように使用するもののことをいいます。生地が同じなので、カーテンとして使用する場合と同じ効果が発揮されますし、何よりロールスクリーンとは違って自然な風合いの窓かけを演出できます。

一方で、カーテンと違って上下に上げ下げすることができますので、日光や風をうまく調節することができるのも特徴の一つです。これの操作方式は、コード式ももちろんのこと、電動のものも増えてきているので、ぜひ検討してみてください。

ブラインドの取り付けについて

ブラインドを設置するにあたって、注意すべきこともあります。まずはつけ方ですが、これは「正面付け」と呼ばれる窓枠の外枠にブラインドを設置するものと、「天井付け」と呼ばれる窓枠の内側にブラインドを設置するものがあります。

それぞれ寸法の測り方や、印象も異なってきますので、気になることは業者や専門家に聞いてみることをおすすめします。

また、ブラインド自体にも選択肢はたくさんあります。スラットの幅や色、向きなどいろいろなものがありますので、部屋の用途や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

スラットの素材も、従来のアルミ製のほか、ご紹介した木製のものや布製のものも増えてきているので、ぜひ実際に見て触って確かめてから検討することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?ブラインドの種類や取り付けの注意などについてご紹介しましたが、やっぱり一番は、自分の好みや使いやすさで選ぶことが一番だと思います。布製のものでしたら涼やかにも演出できますし、アルミ製のものでしたらお手入れも楽です。ぜひ参考にしてみてください。

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利用会員数260,000人、登録リフォーム会社数1,400社を超える日本最大級のリフォームマッチングサイト「家仲間コム」を運営するリフォーム専門家集団の編集部が、一般的なリフォームの情報を纏めた簡易的な記事ではなく、実際の見積情報や価格相場に基づいた読者に役立つ、価値ある情報をお届けしています。

執筆者プロフィール
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大永 和弘 (おおなが かずひろ)


大学卒業後、カーテンレールシェアNo1の内装材メーカートーソー株式会社にて、7年間勤務。
入社後は、大手ハウスメーカーやリフォーム会社、工務店、内装工事業者など約200社を担当。その際に新築住宅やリフォーム住宅など数多くの現場を経験。

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