壁と天井に珪藻土を施工してもらいたいの見積もり依頼

珪藻土が塗れる壁や天井であれば、
１m2あたり￥ のご予算確保して頂ければ、
まず問題なく好みの珪藻土で左官工事ができます。
ちなみに、
珪藻土自体には全く固まる力はありませんから、
建材としては何かしらの硬化剤を入れてあります。
硬化剤の云々より、
珪藻土そのものの素材素性に注目したいところです。
ビールの濾過に使う珪藻土があります。
食品の濾過に使用できるほど安全性が高い珪藻土です。
いかがでしょうか？
どうぞよろしくお願いします。

早々にありがとうございます。
>１m2あたり￥
これは壁と床面積ということになりますよね？
うちがどの程度の面積になるのかがよくわからないので、イメージがわきません。
10畳程度のLDで、ほぼ全面に腰窓があり、室内ドアが2ヶ所あります。
また、1日で終わる作業なのでしょうか？
住みながらの施工をお願いしたいと考えております。
冬場は塗り壁作業は向いていないというのも見かけましたが、時期としてはいつがベストとかあるのでしょうか？
よろしくお願いします。

まず、
>１m2あたり￥
とは、
◆左官工事を行う壁の面積
◆左官工事を行う天井の面積
についてです。
１０畳程度とのお話がございました。
仮にですが１０畳として考えてみましょう。
１０畳の天井とは、
正方形とすると１６.５m2の大きさとなります。
壁を考えてみましょう。
正方形のお部屋と仮定してみます。
１６.５のルートは、約４ｍです。
正方形で考えれば４辺で約１６ｍになります。
この底辺に天井までの高さ、
例えば２.５mを乗じると、
面積は４０m2となります。
これら、
天井約１６.５m2
壁約４０m2
の合計である、
５６.５m2から「窓の面積・ドアの面積」を減じると、
左官工事を行う面積が出てまいります。
お部屋が正方形ならばほぼ間違いは無いと思います。
もし、窓やドアが全く無いと仮定した最大面積を左官工事するとなれば、
円
が最大の金額となります。
窓やドアの大きさがよくわからないので、こんな計算になってしまいますがご容赦ください。
お部屋が正方形で無い場合もあります。
その為の「計測」は大切な準備となります。
多すぎず、少なすぎず、材料も揃えます。
次に工事期間についてです。
左官工事は大量の水を使いながら、
ケーキのクリームを塗るように厚みを持たせます。
その表面や内部が半乾きとなってから、
もう一度塗り上げます。
それが乾いたら完成です。
途中や最期、乾かしている間は職人は居ません。
その乾燥期間は、風通しの良さで決まります。
梅雨時は工事をしませんから、乾燥している冬季はやや短い時間で乾きます。
季節に関わらず、
その乾燥は、
風通しで決まるのです。
冬季、左官工事を避けるのは、
寒冷地において、混ぜた水が凍りやすくなることに所以しています。
特に外壁は十二分な配慮が必要ですが、屋内ですから問題はありません。
氷点下にさえならなければ問題なく工事を行います。
その辺のことは新潟・長野・山梨での施工実績が多いですからご心配なく。
工事期間ですが、
「絶対○○日間！」
とは言って差し上げられません。
ごめんなさい。
雨などが降らず、
天気に恵まれて、
風通しさえ良ければ、
「こんにちは」から「それでは失礼いたします」まで、
１０日程度は必要ではないかと推察します。
繰り返しになってしまいますが、
乾燥させる間は職人は居りません。
暮らしながらの工事は大丈夫です。
その、工事をするお部屋に家具等生活資材さえ無ければ施工できます。
床や壁や天井には、何も無い状態になってから工事に伺います。
家具や小物など、お荷物の移動などあるかと思いますが、
お客さまで移動を完了しておいて頂かなければなりません。
特段の依頼がございましたら、人を手配することは可能です。
こんな説明になりましたが、
少しでも左官工事についてご理解を深めて頂けたなら幸いです。
添付のお写真ですが、
いろいろな左官工事の事例です。
左官は工業製品と違い、
人の手仕事を感じる表情があります。
ご参考になさってください。
どうぞよろしくお願いいたします。

丁寧にご説明くださり、ありがとうございます。
イメージがつかめました。
予算的には問題ないのですが、
>床や壁や天井には、何も無い状態になってから工事に伺います。
ここがネックです。
LDに置いている家具類を移す部屋（スペース）がありませんので、現時点での施工は難しいと判断いたしました。
大変丁寧に回答くださり感謝いたします。
依頼に結びつかず、申し訳ありません。
状況が変わることがあれば、その時に再度検討したいと思います。

お気遣いを頂戴してしまって恐縮です。
弊社の両国事務所から近いこともありますし、
疑問や、
荷物の仕舞い方や、
その程度についても、
またいつでもお尋ねくださいませ。
工事ができる仕舞い方の限界などお話しさせて頂きますので。
どうぞよろしくお願いいたします。